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ハンドボールとは?
ハンドボール (handball)
は、7人ずつの2組がボールを相手のゴールに投げ入れて勝負を競うスポーツである。「走る・跳ぶ・投げる」という運動における基本3要素を求められ、さらにボディコンタクトという格闘的な要素も含まれる総合スポーツである。ダイナミックなシュートシーンやスピーディーな試合展開が魅力である。
1898年にホルガー・ニールセン(Holger Nielsen、人工呼吸法の一つ「ニールセン法」を考案した人物)が考案したといわれている。当初は11人制だったが、徐々に7人制が主流となり、女子は1962年、男子は1967年の世界選手権から7人制で一本化された。
日本では1922年、故・大谷武一氏(当時 東京高等師範学校教授)が大日本体育学会において11人制を紹介、1938年に日本ハンドボール協会設立、1952年には7人制が初めて行われ、以降、7人制が普及した。
1936年(昭和11年)のベルリン・オリンピック大会に正式種目として採択され、11人制から現在の7人制へと移行し、1972年(昭和47年)のミュンヘン・オリンピックからは7人制で競われることとなり現在に至る。
ハンドボールの競技ルール
◆コートについて
コートの大きさ
40m×20m
ゴールの大きさ
高さ2m×幅3m
ゴールエリアライン
ゴール前方6m
7mライン
ゴールラインから7mの距離で長さ1m
交代ライン
センターラインから長さ4.5m
◆競技時間
正規の時間
高校生以上は前後半30分ハーフ
中学生は前後半25分ハーフ
休憩時間は10分。
延長
正規の時間で勝敗が決まらない場合は、5分の休憩ののち10分間
◆チームについて
ゲーム人数
1チーム7名(CP6名、GK1名)
※CP:コートプレーヤー、GK:ゴールキーパー
選手の交替
交替エリアから自由
ユニフォーム
CPとGKが異なる対照的な色
◆ボールの扱い方
身体の使用部分
膝から上
ボールの保有時間
3秒まで
ステップの範囲
3歩(ジャンプしてキャッチし、着地した足は0歩)
キック
ボールに足で触れることは反則
◆スロー
スローオフの仕方
試合開始、失点後はセンターライン中央からレフェリーの合図後3秒以内に行う
相手選手は3m以上離れなければならない
延長
正規の時間で勝敗が決まらない場合は、5分の休憩ののち10分間
◆反則
7mスロー
明らかな得点機会を阻止された時、守備側選手が攻撃を止めようとゴールエリアに入った時などに与えられる。
フリースロー
7mスロー以外の違反に対して与えられる。
オーバータイム
3秒より長くボールを保持する。
オーバーステップ
ボールを持って4歩以上歩く。
ダブルドリブル
ドリブルしたボールを一度持って、再度ドリブルする。
プッシング
相手を押す、突き飛ばす。
キック
キーパー以外が足でボールを扱う。
パッシブプレー
攻撃しよう、あるいはシュートしようという意図を示さないで、チームがボールを所持しようとする。
◆罰則
退場
反則や危険行為が繰り返されたときは2分間の退場となる、交代出場は出来ない。
◆レフェリー
警告
反則や反スポーツマンシップ行為にはイエローカードが提示される
失格
重大な反則、反スポーツマンシップ行為、同一選手が3回退場を受けた時提示される。
権限
同等の権限を持った2名によりジャッジする。罰則など異なった判定になった時は重いほうの罰則を適用する。
資料引用: 財団法人 日本ハンドボール協会ホームページ
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